Merit & Demerit

カーラッピングの
メリット・デメリット

元に戻せる、塗装では難しい色にできるなど魅力の多いカーラッピングですが、持ちの長さやお手入れなど、知っておきたい注意点もあります。依頼してから後悔しないよう、メリットとデメリット、その対策をまとめました。

更新日 2026年9月26日

まとめ:向いている人・向いていない人

カーラッピングが向いている人

  • いつか元の色に戻したい(売却・リース返却の予定がある)
  • マットやカーボン調など、塗装では難しい仕上がりにしたい
  • 数年ごとに気分を変えて色を楽しみたい
  • ルーフやボンネットなど、部分だけ変えたい

ほかの方法も検討したい人

  • 10年以上、同じ色で乗り続けたい → 全塗装
  • 飛び石や擦り傷から塗装を守りたい → PPF
  • 今の色のまま、つやを出したい → コーティング
  • 洗車機でこまめに洗いたい

カーラッピングのメリット

01

剥がせば元の塗装に戻せる

車専用のフィルムは、剥がすことを前提に作られています。リース車や、将来売却する予定の車でも色を変えられるのが一番の魅力です。全塗装は元に戻せず、売却時の査定が下がる可能性があるとされています。

02

塗装では難しい色・質感・デザインにできる

つや消しのマット、カーボン調、鏡のようなクロームなど、塗装では手間がかかる仕上がりも選べます。ロゴや柄を印刷したデザインラッピングも可能です。フィルムの種類と人気カラーもご覧ください。

03

施工期間が比較的短い

部分的な施工なら当日〜1日、全面ラッピングでも最短2日〜1週間ほどが目安です。全塗装は数週間ほどかかることが多いとされています。

04

部分だけでも気軽に頼める

ルーフだけを黒くする「ルーフブラックアウト」や、ボンネット・ミラーだけの施工なら、費用を抑えて雰囲気を変えられます。

05

紫外線や汚れから元の塗装を守る

フィルムが塗装の表面を覆うので、紫外線や汚れから元の塗装を守る効果があります。ただし、飛び石などの傷を防ぐほどの厚みはありません(デメリット03)。

06

飽きたら別の色に変えられる

フィルムを貼り替えれば、また別の色やデザインを楽しめます。塗装のように「一度決めたら長く付き合う」必要がありません。

カーラッピングのデメリットと対策

01

塗装より持ちが短い

フィルムの持ちは約2〜5年が目安で、時間とともに色あせや浮きが出てきます。塗装は手入れ次第で10年ほど持つこともあるとされ、長さでは塗装に分があります。

対策屋根付きの駐車場に停める、手洗いでこまめに洗うと長持ちしやすくなります。貼り替えの目安をお店に確認しておきましょう。
02

全塗装より安いとは限らない

全面ラッピングは普通車で40万〜80万円程度が目安で、全塗装の方が安く済む場合もあります。「ラッピングの方が必ず安い」わけではない点に注意が必要です。

対策費用だけでなく、元に戻せるか、どれくらい乗る予定かも含めて選びましょう。正確な金額は、施工店に見積もりを依頼して確認してください。
03

飛び石や擦り傷は防げない

カラーラッピングのフィルムは見た目を変えるためのもので、塗装を傷から守るほどの厚みはありません。

対策傷から守りたい場合は、厚みのあるPPF(プロテクションフィルム)を検討しましょう。色も変えたいならカラーPPFという選択肢もあります。
04

お手入れに気をつける必要がある

ブラシ式の洗車機や、近くから当てる高圧洗浄機は、フィルムの端が剥がれる原因になります。マットのフィルムにワックスを使うと、ムラになることもあります。

対策基本は手洗い洗車に。施工後しばらくは洗車を控える期間があるので、お手入れの方法を施工店に確認しておきましょう。
05

剥がすときにも費用と注意が必要

剥がす費用は、施工の費用とは別にかかるのが一般的です。また、貼ってから時間が経ちすぎると、糊が残ったり剥がしにくくなったりします。塗り直した塗装や傷んだ塗装は、剥がすときに一緒に剥がれてしまうこともあります。

対策売却やリース返却の予定があるなら、いつ剥がすかも含めて施工前に相談しておきましょう。
06

仕上がりはお店の技術で差が出る

フィルムの継ぎ目や端の処理、気泡の有無など、仕上がりの美しさや持ちはお店の技術によって変わります。

対策施工事例の写真や保証の内容を確認し、実際にお店で話してみて、好みをわかってくれるお店を選びましょう。選び方のポイントもご覧ください。

全塗装との違い

項目カーラッピング全塗装
元に戻せるか戻せる(剥がせば元の塗装)戻せない
色・質感マット・カーボン調・クローム・柄なども選べる色は調合で自由に作れるが、柄や特殊な質感は難しい
持ち約2〜5年長い(手入れ次第で10年ほど)
費用の相場全面 40万〜80万円(普通車)塗料や範囲によって大きく異なる
施工期間短め(全面で最短2日〜1週間ほど)数週間ほどかかることが多い
売却時剥がせば元の状態に戻せる査定が下がる可能性がある

※ ここに記載している費用はあくまで相場です。車の種類や施工の難易度によって費用は変わるため、正確な金額は施工店に見積もりを依頼して確認しましょう。

相談しやすい施工店を探す

よくある質問

Q. カーラッピングは全塗装より安いですか?+
必ずしも安いとは限りません。全面ラッピングは普通車で40万〜80万円程度が目安で、全塗装の方が安く済む場合もあります。車の大きさやフィルム・塗料の種類、どこまで施工するかによって変わるため、見積もりで比べましょう。
Q. ラッピングをすると車の査定は下がりますか?+
フィルムを剥がせば元の塗装に戻せるため、全塗装に比べて査定への影響を抑えやすいとされています。ただし、剥がすのが遅れると糊が残ったり、塗装を傷めたりすることがあるため、売却前の剥がすタイミングは施工店に相談しましょう。
Q. ラッピングした車は車検に通りますか?+
ボディの色を変えるだけであれば、基本的には車検に通るとされています。ライト・ウインカー・前側の窓ガラスへの施工は保安基準に触れる場合があるので、施工店に確認してください。

※ 内容は、フィルムメーカー・施工店・自動車整備会社などが公開している情報(2026年9月時点)をもとにしています。